BANANA FISH マンガとは
私が中学の頃に出会った漫画です。
アメリカのニューヨークを舞台にストリートギャング・マフィア・軍隊の抗争を描いた物語です。
始まりは、日本からNYのストリートギャングを取材にきた日本人青年とギャングのボスに友情が芽生えるところから始まります。
最終的には、BANANAFISHと呼ばれているベトナム戦争の際に使用されたドラッグの謎を解くというスケールの大きな話になっていきます。
当時、英語を学校で習い始めた私には、学校では教えてくれないスラングがとても魅力的でかっこよく見えました。
この漫画がきっかけで、私は何度もアメリカに旅行しています。
今でもアメリカに降り立つと思い浮かぶ言葉があります。
それは主人公が言ったセリフ。
『アメリカは大きな田舎だ』
何度もアメリカ訪れる度に、田舎だな〜と思います。
何十年も前に出会った漫画に、今も毎回新しい発見があり、読み終えるといつも新たな感情が芽生えます。
日本から来た平凡な青年と、アメリカで戦いの中で生きてきたギャングのボスとの温かく悲しい友情の物語です。